灯油ストーブか反射ストーブを用意しておく

暖を取れる対策を!寒さは全ての気力を奪いとる!

停電後に近所の人がホームセンターに一斉に車を走らせたのは暖を取るための反射式ストーブを手に入れるため。そこはさすが雪国、懐中電灯よりもラジオよりも、まず、暖を取るための手段を求めた人が多かったようで、ホームセンターではあっという間に売り切れ状態になりました。それもそのはずで、時代は電気ストーブが主流で店側もあまり灯油ストーブや反射式ストーブは入荷していません。

 

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また、オール電化の家の場合、暖房機もその内部で一体化しているため、強制的に暖を取るためのストーブが必要となります。ご近所さんは結局ストーブを買いに走ったものの、購入できず、震えながら布団を何十にもかぶり、寒さをしのいだそうです。一方我が家は20年前の灯油ストーブがたまたま捨てないで車庫に放置されていたので、灯油を入れて、火を灯した所、すすを上げたものの、こうこう暖かい光を放ち、リビングの中心において家族を寒さから守ってくれました。

近所でオレンジの明かりが点っていたのは我が家だけだったようです。それぞれが個別の部屋を持っていても、備え付けのストーブが使えないので、必然的に家族がひとつの部屋に集まり、昔話に華が咲きました。音楽はラジオの地震速報と、たまに聞こえる音楽で机には蝋燭の火のゆらめき。そこで非常食用のうどんをみんなですすってました。気分は昭和でした。
しかし、いつ起こるともわからない地震におびえながらも家族で分担作戦で荷物を運ぶなど、暖かさとともに気力は充実したので、やはり暖をとるとういのは大事ですね。

 

ただ、揺れが来た際に、灯油ストーブの放置は危険なので、毎回火を消して持ち運び体勢にはいるはきつかったです。もし、用意するのであれば、持ち運びを考慮して、できるだけ小型の反射式ストーブ、あるいは灯油式ストーブを用意しておくといいです。

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