時計を選ぶなら機能性より実用性

時間を把握する腕時計の存在

被災地にいた友人は足元にスニーカーを用意しておくべきという言葉のほかにもうひとつ大事な事を言ってました。それは腕時計を普段から利用する癖をつけたほうがいいとの事。私はいつも「携帯があれば時間がわかる」とか、「今、何時?」と友人の時計を頼りにしてましたが、彼の体験を聞くと用意するべきなのだと感じました

 

今が・・いつなのかわからない・・

 

時計,機能性,実用性,衝撃に強い

被災地は電気がないため、当然停電で、遠方を見れば火事などで明るく、夕方なのかと感じたらしいです。彼は普段からものぐさ太郎(めんどくさがりや)で、寝る時も腕時計をはずさないで眠っていたため、今回たまたま時計を持っていたとの事。彼の時計はブランド物や電子機能がたくさんついたような、価値の高いものではなく、衝撃に強く、防水効果のあるG-SHOCKだった。たまたまの事。

 

別に普段からアウトドアが趣味という訳でもなく、ただ単に『デザインが好きだったから』という理由だけで、彼の腕時計は役に立ったそうです。避難場所で友人に時間を聞いてくる人の中にも、腕時計をしている人もいたらしいけど、地震の揺れで転んで壊れてしまった人や、海水にぬれて動かなくなってしまった人が多かったようです。

 

携帯にしても、腕時計ひとつにしても、次世代の高度なテクノロジーを一瞬で飲み込む自然災害には機能性よりも衝撃などに強い、実用性を考えて物を用意することも必要なのではと感じました。
電気ストーブという便利な道具も使えなかったのに対して、灯油ストーブや反射式ストーブが活躍したのだってそうでしたからね。

 

今一度、便利な物というくくりの中に『必要な物』という最低限のラインを作り、見直す事こそが
『次に起こりうる災害を未然に防ぐ』という対策になる気がします。

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