ラジオの大切さを見直した

災害時の強い見方 その名はラジオ!

近代化が進む今、ラジオというのは、ほとんど聞かれていません。車を運転する人でも、CDやMD、若い世代だとMP3やIPOD、トランスミッターで自分のお気に入りの音楽をかけています。だから、普段FM局は周波数がいくらでどんな番組が・・AMの災害時の周波数は・・というのがわかりません。そんな状態で災害は突然やってきました。

 

3/11日 東日本大震災

 

震度こそ、5強という揺れでしたが、それによって女川原発の活動が停止し、東北全域が急激に停電になりました。事前連絡もなく、停電になり・・しばらく数回強い揺れが起こり・・テレビも、パソコンも、ネットも・・携帯ですらもつながらない・・そんな状況の中、古びたラジオから全ての情報を知りました。

 

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ラジオがあったからこそ、次の強い地震警報を事前に察知し、荷物をまとめる事ができました。また、各地の被害の状況もある程度は情報として入ってきました。日も暮れて、停電の住宅街は暗く、そこら中のオール電化の家が暗闇になってました。そんな暗闇でも、ラジオから聞こえてくるFM局のBGMがわずかな安らぎを与えてくれました。

 

現代において、必要性を感じなかったラジオがこの震災によって再び見直されようとしています。
少なくとも我が家はラジオの存在意義を確認しました。

 

 

 

災害時に情報を得るための多機能ラジオライト一覧はこちら

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